テッド・デッカー(TED DEKKER)作家略歴&著作の感想 |
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作家名 | テッド・デッカー(TED DEKKER) |
生年月日 | ???年 |
生誕地 | インドネシア |
処女作 | BLESSED CHILD(ビル・ブライトとの共著) |
デビュー年 | 2000年 |
公式サイト |
影の爆殺魔 (THREE) |
扶桑社文庫上下巻 | 初版2006年1月30日 |
あらすじ | 運転中に携帯電話が鳴った。出てみると、見ず知らずの男の声がこう告げる。「その車に爆弾を仕掛けた。これからなぞなぞを出す。答えられなければ、3分で爆破する」―これが、神学生ケヴィンを襲う、連続爆破事件のはじまりだった。ケヴィンは間一髪で難を逃れたが、彼の伯母や幼なじみの女性までもが爆弾魔の標的になる。なぜ自分が狙われるのか?街中を恐怖に叩きこみ、犯行は容赦なくエスカレートする。爆破を止めるには、犯人の難解ななぞなぞを解くしかない…加速するサスペンス。
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感想 | はっきり言って・・・この作品の感想をココに書こうか、それとも秘密の場所に(?)書こうか悩んだのですが〜1作品しか読んでいないので、表に書きます・・・が!お勧め作品じゃありません。これ以降、ネタバレしますので、未読の方は読まないで下さい。 *えっと、ネタバレします!。犯人は神学生ケヴィンその人なのですよね(怒。よくある手ですがね、ケヴィンは幼い頃に受けた虐待が原因で精神に障害を負い、多重人格者だったのですよね・・・。なぞなぞの問題を出しているのもケヴィン、殺されようとしているのもケヴィン、物語に登場するケヴィンの幼馴染みもケヴィン自身・・・という展開です。これね、300pくらいの物語なら許せますけど、600p以上も延々と引っ張った挙句、この結末じゃ許せません。それにね、文中で出てくるなぞなぞが頭にくるのですよね〜。みなさん、これ1700円の価値があるかどうかは分かりませんが、久々にエキサイト出来る作品だった事だけは間違いありません。その上ね、映画化が決まっているそうです。ハリウッドってほんと趣味が悪い。* |