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視覚バリアフリーについて
私は何度も言うがバリバリのPC初心者だ。
先日も”レンジで解凍してね”と言われ「何故、ココで電子レンジが話題に出るのだ?????」と頭が空白になった。 その時の会話のお相手はPCに詳しい上に初心者に優しい方で、レンジの持って帰り方から何から親切に教えて下さったので無事、使えるようになった。
その初心者の私がインターネットを始めてカルチャーショックを受けた事がある。 それは色のある画面に文字が書いてある事だ。
字は薄い色の紙に書いてあるという先入観があるので、もの凄く驚いた。そして、読めないサイトが凄く多いのだ。
濃いオレンジの壁紙に黄色の文字の時は読めなかった。
これ、実際にみたHPのソースをみて
壁紙と文字色の色をメモって来たものだ。
目が疲れませんか?
薄いピンクの壁紙に薄い灰色の文字は全く、読めなかった。
これも、実際にみたHPのソースをみて
壁紙と文字色の色をメモって来たものだ。
読めます???
赤に茶色の文字を見たときは暴れそうになった。読む前に気持ちが萎える。
これも、実際にみたHPのソースをみて
壁紙と文字色の色をメモって来たものだ。
暴れたくなりませんか?
色の組み合わせによっては全く読めないのだ。
これ、実際にみたHPのソースをみて
壁紙と文字色の色をメモって来たものだ。
文字が読めますか?
読めない色の組み合わせの上に絵柄が付いていたりするともうダメだ。 不思議と黒い壁紙や濃い青・赤・紫に使われた反対色の
明るい
文字が読み易い。どうも色と明度は見易さに関係しているようだ。 個人のサイトが見難い事は作り手の自由だし、可愛いサイトや凝ったサイトは見ていても楽しい。 だが、どんなに興味のあるサイトでも読めなければ、すごすごと逃げ帰る事になる。
そして、ふと考えた。 『私が見えている赤や青はみんなと同じ赤や青なのだろうか?』と。 これは、確かめようがないぞ。 こういう時の為のPCだ。早速、検索してみたら沢山の視覚バリアフリーについてのサイトがある。 その中に驚く記述があった。 日本人では二十人に一人の割合で色覚に何らかのハンディキャップを持っている人がいるそうなのだ。 約、
320万人
だ。
物凄い割合で驚いた。日本で2位の大都市・横浜に匹敵する人数だ。 何故こういう事が報道されぬのだろう? その上、ハンディーを持っていない人でも色覚は千差万別で、人それぞれ見えている色・みえ難い色が違うというのだ。 またまた、知らないのは私だけなのか?。
で、何で急にこういう事を書いているのかと言うと、元ハンセン病患者さんの宿泊拒否事件のその後を調べていて” 高松宮記念ハンセン病資料館”のHPにたどり着いたのだ。
だが、この元ハンセン病患者さんの理解の為に開かれたサイトが物凄く読みにくいのだ。 青空に白い雲が沢山ある壁紙に白い文字。雲に架かった字は読み難い。 濃いオレンジの柄入り壁紙に白い文字も苦しい。途中で読むのを止めた。 急速に普及したPCだから、こういう事が後回しになるのは仕方が無いのかも知れぬが何となく腑に落ちず首を傾げる。心のバリアフリーを叫ぶサイトが視覚にハンディーを持った人への配慮が無いっておかしくないか?。別にハンディーを持っていない人でも読み難いのだが・・・。このサイトに「字が読めまっせん」とメールを送ろうにもアドレスも書いていない。 せめて、公的なサイトだけでも壁紙と文字色についての配慮が欲しいと思うのは私だけだろうか?。 頼むから
読ませて
下さいっ!。
追記
見られないなら読まなくて良いと言われる方もいらっしゃるだろうし、個人のサイトの方が自分の思う様に作られる事は当たり 前だと思っています。
上記の発言は個人のサイトに向けて言っているのではありませんので。
公のサイトに向けての思いです。