野沢 尚 作家紹介&作品紹介 |
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作家名 | 野沢 尚(のざわ ひさし) | |
生年月日 | 1960年5月7日 | |
生誕地 | 愛知県名古屋市 | |
処女作(小説では) | 破線のマリス | |
デビュー年 | 1997年 |
殺し屋シュウ | 幻冬舎 ハードカバー | 初版:2003年5月25日 |
あらすじ | フィッツジェラルドを愛読し、某大学文学部の研究室に勤めるシュウ。ひとたび、依頼があれば「人殺しの芸術家」に変わる。インテリでセンチメンタルな殺し屋に持ち込まれた、特殊な依頼の数々。
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感想 | 1章から7章とエピローグで構成された”連作短編集”です。(といっても、1章毎に独立していない)章ごとにターゲットが変わるだけの長編という感じです。 第1章は、彼が何故普通の少年から殺人者へと変貌するのか?という生い立ちです。(この生い立ちだけで1冊の本として成り立ちそう・・・ここで止めておけば・・・・ごにょごにょ) 昼は文学部助手という、まっとうな職を持つ殺し屋の物語ですが、劇画っぽい印象を受けました。生い立ちでは、野沢氏の持ち味が存分に味わえます。 第2章からの、内容、ストーリーはちょっと漫画チック・・・。テンポはありました。活字に慣れていない人でも、スイスイ読めると思います。 あまりにも短時間で読了してしまい、ちょっと肩透かしを食った感は否めません。もうちっと厚くして欲しかったなぁー。(ページも内容も)本の帯に”新シリーズ”と書いてあったが、まさか続編も出る予定なのだろうか?・・・ |